再春館製薬所

記事一覧(42)

復興を願い、灯した再春館製薬所イルミネーション

再春館製薬所の本社敷地で、昨年末から約1ヶ月半点灯していたイルミネーションが2017年1月9日(月)をもって終了いたしました。私たちは、かつて20年以上にわたり、地域の皆様の冬の風物詩として本社敷地内にイルミネーションを展示していました。毎年工夫を凝らし、色とりどりのLED電飾で熊本を明るく照らし続け、車の中から観覧するドライブスルー方式でお楽しみいただける姿にまで拡大していきました。そんなイルミネーションも2015年を最終回とし、終了させていただきました。これは20年前「熊本を元気で明るくしたい」という思いで始めましたが、当時、まだ珍しかったイルミネーションが今では、町のいたるところで気軽に楽しめるようにもなり、私たちとしてはひとつの役目を終えたと思ってのことでした。そして2016年。今までにない大きな震災に見舞われました。今は、復興に向け誰もが前を向き、日々の暮らしを大切に頑張っていますが、年の瀬を迎えるにつれ、暗くなった熊本を、益城の町を明るくしたいという思いで、今一度だけイルミネーションを点灯しようという考えに至りました。このイルミネーションの設置から撤去まで、すべて社員の力によるものです。これまで、何年も、何度となく行ってきたイルミネーションなので設営のノウハウはありましたが、今回は沿道を通る車中から観ていただき、少しでもほっとできるような場所になればという事で、趣も変え新たな設置場所の検討から行うことになりました。

【インタビュー】再春館システム 濱田 義明

「システムは、インフラ!動いて当たり前。動かなかったら、動かすのがシステムの役目」 本震と呼ばれることとなった二度目の震度7が襲った4月16日。あれから5か月が経ちました。再春館の商いの中枢を担う独自のシステムすべてを管理する「再春館システム」で責任者を務める濱田義明は当時を振り返ります。「4月16日の未明に起きたあの本震の後、ここ再春館ヒルトップは、しばらくの間は自家発電で電気が賄えていたけれど、朝方になって発電機のトラブルが起きたんです。それで、会社に避難してきている人たちの為にも、生活電源を優先することになり、会社にあるサーバーを遠隔で落としたんですよ。 その後、会社に出てきて色々確認したんですけど、状況を見て愕然としました。サーバーも倒れていて最悪の場合、復旧までに数週間から数か月かかってしまうかもしれない状況だった。とはいえ、これだけの地震のあと、メンバーが出てくるのは正直、難しいだろうし、着手するのにも時間がかかってしまうだろうって思っていた。ところが、チームリーダーはもちろん、メンバーのおよそ半分、協力会社の方も合わせて30人くらいが駆けつけてきてくれた。想像以上でした。壊れた家に手も付けずに、出てきてくれたんですよ。本当にありがとうというか、もう、うれしかった。皆、再春館は自社で製造して販売をしていること、ものづくり、発送、その後のケアまで一貫して行っていること、そして、その全てをつないで支えているのがシステムだという自負があった。お客様プリーザーや、他の社員と同じフロアで働いているからこそ、自分たちが動かなければという思いがあったんです。」